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級位・段位

始めた頃は級位も何もありませんが実力がつき、人とある程度囲碁らしい囲碁を打てるようになれば級位・段位を得ることもできます。年間を通し囲碁のイベントが各地で開催されその中で級位段位認定の対局も催されています。囲碁雑誌についている詰碁を解き認定してもらう方法もあります。こちらのほうが人との対局より簡単に取れますが、そのことが周囲に知れるとあまり実力を認めてもらえないでしょう。なので、できるだけ大会に参加し対局での実力をつけながら自分の級位を上げていくのが望ましいです。最初の頃は皆10級前後だと思います。定石・手筋を覚えてくれば大体3級から1級くらいになってます。初学者はまず「初段」を目指して勉強していきましょう。

 

初段にもなれば周りから一応囲碁を打てるものとして見られます。基本的な定石も習得している頃なので囲碁を打つのが一層楽しくなっていることでしょう。強い人とは置き碁で勉強していきます。置き碁とは最初から黒番(自分)がいくつか石を盤上に置いて始める碁です。当然圧倒的に黒番が有利です。ですが実力が離れていると何子置いても強い人には勝てません。置き碁は1子から9子までありますが置いていた石をすべてとられるなんてこともあり得ます。2、3子置いてちょうどいい対局ができる人とたくさん打つといいと思います。

 

有段者の中でも4、5段の高段者になればもう自分の実力に限界を感じる人もいます。そんな時はプロの碁を並べることを薦めます。プロの思考を自分の中にイメージできればもっと強くなりたいと思う気持ちも強くなります。プロに指導碁を打ってもらうこともモチベーションを高める一つの方法です。指導碁は主に都心部で開催されています。参加できる人はそうした機会を積極的に活用しましょう。

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