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将棋との違い

日本では囲碁将棋と同じくくりで扱われることが多いですが、2つは全く違うゲームです。将棋はかなり直線的な戦術で対局が進みます。記憶力がなにより重要なゲームなので、能力が衰える50代でプロは引退することが多いです。

 

対して囲碁は序盤の布石から柔軟な戦術を組み立てることができます。非常に自由度が高いゲームで記憶力のほかに大局を見抜く直観も必要になります。終盤になると細かい計算を数多くすることになるので、直観などの右脳だけでなく左脳も使います。プロが引退する年齢も比較的高く60代でも現役でプロを続ける人もいます。

 

将棋は木製の駒を置く時、軽くパチッとなります。囲碁は蛤(白)の石を置くとき、バチッとした重厚な厚みのある音が盤面全体に響くので一手一手に高級感を感じることができます。

 

ルールの比較的簡単な「将棋」を指せる人は学校や職場でたくさん見つかります。でもルールの複雑な「囲碁」を打てる人は少ないです。囲碁で対戦相手を見つける時は、碁会所に通ったり、囲碁サークルなどに積極的に参加する必要があります。

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